三千院二十五菩薩慈眼の庭設計・施工・監理
三千院 小堀光詮御門主から、「白砂を用いた庭園を作庭するように」との御依頼を項き作庭した。 新庭園用にと寄贈された三石の鳥海山石を用いて、阿弥陀三尊を象徴した三尊石を組み、その下の二十三石を加えた合計二十六石の石組で、阿弥陀仏と共に来迎する二十五の菩薩の姿を象徴させてみた。 三尊石の背後には光背を意識したサンシュウ、そのほかの菩薩石の背後には同じくレンギョウを植栽した。また、境内脇を流れる律川から水を引き入れ、庭園内を流した後また律川に戻した川水の流れは、浄土から光り注ぐ光線を、さらには庭園内に点在させた白砂は、来迎図にも描かれている白骨一宮を象徴させている。お寺様側からのご希望を受けて検討を依頼したホタルの専門家に、導入は困難であると評された庭園内の流れと小池には、今はホタルが自然に生息するようになっている。年月を経るに従って、この庭園が周辺の自然と融け合って、昔からあった自然の景観のように参拝者に思われるのが理想である。 ちなみに「二十五菩薩慈眼の庭」は、小堀御門主の命名に因るものである。
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施設概要
Tendai Buddhist Temple
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地域
Kyoto, Kyoto Prefecture, Japan
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設計年月
1997.04
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取引先
Sanzen-in