ボストン美術館天心園日本庭園設計監理

ボストン美術館のアジア部門に、美術品と同じ扱いで見せるという依頼で作庭された枯山水庭園。 「天心園」の由来は、明治時代ボストン美術館東洋部長であった岡倉天心が当時日本から持参した石燈龍、石塔が美術館に保存されており、庭園の添景物として用いたことから、天心の名にちなんで、「天心園」と命名された。 石はボストン近郊の山地から運び出した御影石。築地塀の瓦や表門の材料は、日本から運び宮大工によって組み立てたもの。庭に向かつて左奥に守弥山を表わす石組と滝、白砂の海には左に亀島、右に鶴島が設けられ三つの橋でそれらの島をつないでいる。メイン州の海岸やニューイングランドのやわらかな森の景観など、その静けさや美しさをおりまぜて作庭をしている。

  • 施設概要

    Art Museum

  • 地域

    Boston, Massachusetts, USA

  • 設計年月

    1988.05

  • 取引先

    Museum of Fine Arts, Boston