三室戸寺庭園

宇治木幡の北東山麓に位置する寺で、西国三十三ヶ所の霊場として多数の信者が参拝する寺である。住職の「心安らぐ浄土の世界を表現した庭をつくってほしい。」という意向を受け、約600トンの石を使って枯山水庭と池泉廻遊式庭園を作庭。 枯山水庭には三尊石と三神山が100個余りの石で組まれている。薄い立石を植栽で効果的に囲み、厚みと大きさを出している。池泉廻遊式庭園は山の斜面を生かして作庭されている。滝壷からあふれた水は二条の渓流となり、緩やかに流れ、下草を配して風趣に富んだ構成としている。水の音が山間に心地よく響きながら池に注ぎ、借景の山と見事に調和し安らぎを与える庭である。

  • 施設概要

    Head Temple of the Honzan Shugendō Sect

  • 地域

    Uji, Kyoto Prefecture, Japan

  • 設計年月

    1988.06

  • 取引先

    Mimuroto-ji